2025-09-01
製品及び技術情報
Siwardは、データセンター等高速通信用途向けに超低ジッタ性能 を備えた超高周波(312.5MHz)差動出力水晶発振器の販売を開始致 しました
Siward社は、超低ジッタ性能を備えた最新の超高周波312.5MHz差動出力水晶発振器(OSC8A、OSC95、OSCA5シリーズ) の発売を開始いたします。高速・高精度アプリケーション向けに設計されたこれらの発振器は、超低ジッタ性能を実現 し、卓越した伝送信号の品質、信頼性を保証致します。Siward社独自のフォトリソグラフィーウェハプロセスを採用したこの新製品ラインは、最大312.5MHzの基本波周波数を サポートし、優れた周波数精度、安定性、長期信頼性を実現致します。
このシリーズは、312.5MHzにてTyp 30 fs/Max 60fs (@12KHz~20MHz)を実現する卓越した超低ジッタ性能を備え、最大 温度 +105℃の動作温度範囲で±25ppmの周波数安定性を維持します。高速光伝送データ通信、ネットワーク機器、 データセンターシステムに最適なタイミングソリューションです。差動出力アーキテクチャにより信号減衰を最小限に抑え、ノイズ耐性を向上させることで、強い電磁干渉のある環境でも クリアで安定した伝送を実現します。光通信やサーバークロックから高周波データ伝送インターフェースまで、Siwardの 発振器は、未来の高速通信システムにおける高精度と高安定の要件を満たし、高品質のタイミングクロック提供します。
Siwardは、高速通信市場のニーズに応えるため、継続的な研究開発投資を行い、イノベーションの画期的な進歩を推進し ます。今回の製品投入により、Siwardは次世代通信技術向けの高度なタイミングソリューションにおけるリーダーシップ をさらに強化して参ります。
特長
- 型名(パッケージサイズ):OSC8A (3.2 x 2.5mm) / OSC95 (2.5 x 2.0mm) / OSCA5 (2.0 x 1.6mm)
- 出力周波数範囲:100MHz~312.5MHz
- 電源電圧:3.3V、2.5V、1.8V
- 超低位相ジッタ:typ 30 fs , max 60 fs (12KHz~20MHz )/@ 312.5 MHz
- 周波数安定度:±25ppm
- 動作温度範囲:-40°C ~ +85°C / +105°C
- 出力タイプ:LVDS / LVPECL / HCSL
用途
- SDH / SONET、WiMAX、LTE、基地局
- データセンター、イーサネット(800G / 1.6T / 3.2T)
- DSPクロック光トランシーバーおよびモジュール
- ネットワークスイッチ, 及びゲートウェイ

